バディキャピタルは行政処分で登録取消し?代表が助言していなかった件と評判を検証【2026年】
目次
検証対象: 関東財務局「株式会社バディキャピタルに対する行政処分について」令和8年4月17日
電話が来た人も、契約中の人も、まず処分の中身を知りたいはずです。
先に事実を書きます。バディキャピタルは2026年4月17日に、投資助言業の登録を取り消されました。
詐欺と断定する材料はありません。ただし処分文には、助言していたのが登録上の助言者ではなかったと書かれています。
当サイトが公的資料と公式サイトで確認できたのは3つです。
- 関東財務局長(金商)第3290号は2026年4月17日に取消し。同日に業務改善命令
- 暗号資産の営業への苦情が2024年2月からの2年間で延べ100件超
- 代表は遅くとも2024年10月以降、銘柄の分析をしていなかった
「登録番号があったのに」と引っかかったなら、その感覚は的外れではありません。
ただ、1社の処分を知っても、次に別の投資顧問から電話が来れば同じところで迷います。
必要なのは処分の有無ではなく、誰が助言しているかを見る物差しです。
登録番号を確かめるだけでは、今回の件は防げませんでした。番号の先まで見る基準が要ります。
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誰が銘柄を選び、誰が売り時を決めているのか。投資顧問を比べるときの物差しにしてください。
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バディキャピタルとは?登録番号3290号の投資顧問と運営会社
東京都渋谷区道玄坂にある投資顧問会社です。業務は投資助言・代理業だけでした。

処分文に書かれた法人番号と、公式サイトの会社概要を照合しました。
| 会社名 | 株式会社バディキャピタル |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第3290号(2026年4月17日に取消し) |
| 登録日 | 2021年9月29日(金融庁の登録一覧・2026年1月末版) |
| 設立 | 2020年11月27日(会社概要の表示) |
| 法人番号 | 6011001137238 |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F |
| 代表取締役 | 鈴木惠(唯一の取締役) |
| 資本金・人員 | 300万円・常勤役職員38名(監視委員会の勧告文) |
| 業務 | 投資助言・代理業のみ(日本株・FXの助言) |
| 加盟団体の表示 | 日本投資顧問業協会(会社概要の記載。処分後の会員資格は未確認) |
法人番号は処分文・国税庁・公式サイトの3つで一致しました。
同じ「バディ」を名乗る別会社ではありません。

登録日は2021年9月29日です。金融庁の登録一覧の2026年1月末版で確認しました。
設立から登録まで10か月。取消しまでの流れを表にします。
| 時期 | 出来事 | 出典 |
| 2020年11月 | 会社設立(法人番号の指定は12月2日) | 会社概要・国税庁 |
| 2021年9月29日 | 投資助言・代理業として登録(第3290号) | 金融庁の登録一覧 |
| 2023年4月4日 | 本店を神泉町から道玄坂へ移転 | 国税庁 |
| 2024年1月 | 渋谷区内に神泉営業所を設置。営業機能を集約 | 処分文 |
| 2024年2月〜2026年1月 | 暗号資産の営業への苦情が延べ100件超 | 処分文 |
| 2024年10月頃〜 | 代表が銘柄分析をしなくなる | 処分文 |
| 2026年4月17日 | 監視委員会が勧告。登録取消しと業務改善命令 | 財務局・監視委員会 |
| 2026年4月18日〜 | 投資助言・代理業を行えない | 公式サイトの告知 |
| 2026年5月1日 | 返金の案内を公表(日割り・銀行振込) | 公式サイト |
| 2026年5月18日 | 当局への報告期限 | 処分文 |
苦情が始まったのは、営業所ができた翌月です。営業所の設置から取消しまでは2年3か月でした。
登録から取消しまでは4年半あります。ただ、処分文に出てくる問題はすべて、営業所ができた2024年1月より後の話です。
登録は2021年から変わっていません。変わったのは営業所と、そこに出入りしていた社外の人物です。
❞バディキャピタルが行政処分を受けた理由を5つに分ける
処分文は長いので、原因ごとに分けて読みます。
金融庁も処分の当日に、公式Xで公表しています。
役職員ではない人物が、代表と同等以上の支配力を持っていた
処分文の最初の項目です。
会社は2024年1月の営業所設置以降、赤字が続いていました。
資金を出していたのは、会社の役職員ではない人物です。処分文には角田氏と実名で書かれています。
契約が一切ないのに営業所へ頻繁に出入りし、営業員を指導していたとされています。
本社役職員の給与や飲食代まで、この人物が払っていました。
代表はその方針を追認するだけで、営業所の実態を把握していなかったと認定されています。
暗号資産は勧めないとしながら、営業員が暗号資産を勧めていた
会社は暗号資産の推奨はしない、としていました。
ところが多くの営業員が、契約時に暗号資産を勧めていたと認定されています。

国内株の売却を助言し、同時に暗号資産の購入を勧める形もありました。
暗号資産交換業者のサイト画面を顧客と共有し、入力を指図した例も書かれています。
公式サイトのトップには、いまも画面共有サポートの入口があります。

金融庁等への苦情は、2024年2月から2026年1月で延べ100件を超えました。
中には出金したい顧客を、出金しないよう誘導したという内容もあります。
当局が再発防止を求めた後も、同じ営業を続けていたと認定されています。
代表は2024年10月以降、銘柄分析を全くしていなかった
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。
登録上の分析者・投資判断者・助言者は、代表の鈴木惠氏1人です。
処分文は、遅くとも2024年10月頃から代表が銘柄分析をしていないと認定しました。
推奨銘柄を選んでいたのは、営業所の営業員でした。
一方で、公式サイトの契約締結前交付書面(2025年7月4日版)を読みました。
分析者も助言者も「鈴木 惠」と書かれています。
つまり顧客に渡す書面の助言者と、実際に銘柄を選ぶ人が別だったことになります。
処分文の言葉では、登録に必要な人員を確保していない状態です。
内部監査は登録以来、一度も実施されていなかった
内部監査部長は本社に1人置かれていました。
ただ、2021年の登録から一度も内部監査をしていないと認定されています。
本社の役職員は、営業所の通話録音を聞く権限がありませんでした。
営業員の採用も、採用後に報告を受けて初めて知る状態でした。
検査で重要な証拠を削除した(検査忌避)
最後の項目が、登録取消しの決め手です。

営業員が、営業行為の検証に必要な重要な証拠を削除したとされています。
財務局はこれを「事実確認を困難にさせる悪質な行為」と書きました。
代表はこれも看過していた、と続きます。
営業員は「関東財務局の登録業者であること」を過度に強調して売っていた、と処分文にあります。
登録を看板にして売り、検査が来たら証拠を消す。登録番号の使い方が最初から逆です。番号を借りた無登録営業と、中身は変わりません。
❞バディキャピタルの料金と単価|月2万円と月5万円+成果報酬20%
料金は契約締結前交付書面に書かれています。

| プラン | 会費 | 成果報酬 | 条件 |
| スタンダード | 2万円(税込)/月 | なし | 契約期間1か月・毎月自動更新 |
| プレミアム | 5万円(税込)/月 | 売買収益(税引後)の20% | 3か月以上の複数月契約 |
契約期間は1か月で、申し出がなければ毎月自動更新です。
中途解約は、解約したい日の1か月前までに書面で申し出る決まりでした。
単価を出します。公式の返金計算例に数字があります。
スタンダードは月2万円を31日で割り、1日あたり645円です。
12か月契約の例では16万8,000円。1日あたり460円と書かれています。
プレミアムは3か月で15万円。利益が出れば、税引後の20%を上乗せで払います。
この単価で買っていたのは、処分文によれば営業員が選んだ銘柄でした。
会費の高い安いより、中身を誰が作っていたかを見てください。
バディキャピタルの宣伝文と確認できた事実|取消し後も残る登録番号
公式サイトの言葉と、処分文を並べます。
- 「世の中の金融リテラシーを底上げし、お客様の未来を豊かにする」
- 「長年培ってきた金融機関での経験で得た知見」
- フッターに「関東財務局長(金商)第3290号」
会社を紹介する別サイトも2つ見つかりました。
「法令を守りながら誠実な運営を続けています」と書かれています。運営者名はありません。
処分文が認定したのは、暗号資産の勧誘と、100件超の苦情と、証拠の削除です。
宣伝文と処分文は、ほぼ正反対の内容でした。

もう1つ確認した事実があります。
2026年9月4日の時点で、フッターには第3290号の表示が残っています。
取消しから4か月半が過ぎています。
取り消された番号を掲げていても、投資助言はできません。
金融庁の登録一覧の2026年7月末版に、この番号はもうありません。
バディキャピタルの口コミ・評判|電話勧誘の声と、見つからない利用者の声
口コミを探しました。悪い声から書きます。
Yahoo知恵袋には2025年12月、電話が来たという質問があります。

月2万円と月5万円のプランを案内された、という内容です。
回答は8件で、「聞いたことがない会社は使わない」「断固拒否が適切」という声が並びました。
この電話の翌月まで、当局への苦情は続いていました。
良い声も探しました。
見つかったのは、社名を繰り返す紹介サイト2つだけです。
「信頼される投資顧問」と書かれていますが、書いた人の名前はありません。
実際に助言を受けた人の声は、良いものも悪いものも1件も確認できませんでした。
あるのは当局に届いた延べ100件超という、処分文の数字だけです。
バディキャピタルの解約・返金|処分後の契約はどうなるか
業務改善命令は3つです。
- 全顧客に処分の内容を説明し、適切に対応する
- 投資顧問契約を適切に終了させる
- 2026年5月18日までに対応状況を書面で報告する
公式サイトは4月20日付で、処分の内容を告知しました。

2026年4月18日以降は投資助言・代理業ができない、と明記されています。
返金は5月1日付で案内が出ています。

対象は4月18日以降の未経過期間の会費です。日割りで計算します。
方法は銀行振込のみ。振込先は個別に案内すると書かれています。

公式の計算例では、1か月契約で3,230円、12か月契約で2万1,260円の返金です。
処分の理由になった営業で払った会費は、返金の対象に入っていません。
暗号資産で出た損失も、この返金とは別の話です。
困ったときの窓口を書いておきます。
- 精算の問い合わせ:公式の03-6822-1955(平日9時〜17時)
- 消費者ホットライン188
- 金融庁 金融サービス利用者相談室
- 証券・金融商品あっせん相談センター 0120-64-5005
返金されるのは4月18日から先の分だけです。2年間の営業で払った会費は、戻る前提になっていません。
暗号資産の損まで取り返せると思って待つと、時間だけが過ぎます。相談先は会社とは別に持ってください。
❞バディキャピタルで評価できる3つの点
処分を受けた会社にも、書いておくべき点があります。
- 処分の3日後の4月20日付で公式サイトに処分内容を告知し、金融庁のURLも載せた
- 返金の対象と日割りの計算例をPDFで公開した
- 契約締結前交付書面が公開され、料金と解約条件が読める状態だった
処分後にサイトごと消える会社は珍しくありません。
その点、告知と返金案内が残っているのは評価できます。
ただし、書面の助言者と実態が違っていた点は変わりません。
バディキャピタルについてよくある質問
バディキャピタルはまだ投資助言をしていますか?
していません。2026年4月17日に登録が取り消されました。
公式サイトも、4月18日以降は投資助言・代理業ができないと告知しています。
契約中の会費は返金されますか?
公式は、4月18日以降の未経過期間を日割りで返金すると案内しています。
振込先は個別に案内すると書かれています。届かない場合は精算窓口に確認してください。
暗号資産で損をした分も返金されますか?
公式の返金案内に、損失の補てんは書かれていません。
消費者ホットライン188か、証券・金融商品あっせん相談センターに相談してください。
バディキャピタルを名乗る電話が来ました
登録が取り消された会社は、投資助言の勧誘ができません。
新規契約の案内なら応じず、番号を控えて188に相談してください。
まとめ|バディキャピタルの処分から、登録業者でも確認したいこと
調べた内容を一覧にします。
| 確認した項目 | 結果 |
| 行政処分 | 登録取消し+業務改善命令(2026年4月17日) |
| 処分の主な理由 | 社外人物の支配・暗号資産の勧誘・代表の不関与・監査ゼロ・検査忌避 |
| 苦情の件数 | 2024年2月〜2026年1月で延べ100件超 |
| 書面上の助言者 | 代表の鈴木惠氏(2025年7月版の交付書面) |
| 実際に銘柄を選んでいた人 | 営業所の営業員(処分文の認定) |
| 料金 | 月2万円/月5万円+成果報酬20% |
| 返金 | 4月18日以降の未経過分を日割り・銀行振込 |
| 公式サイトの表示 | 取消し後も登録番号がフッターに残る(9月4日時点) |
| 利用者の口コミ | 良い声・悪い声とも確認できず(知恵袋に電話の質問1件) |
結論です。いま契約する余地はなく、契約中なら返金の手続きを進めてください。
向いている人はいません。登録が取り消され、投資顧問契約を結べないからです。
代わりに、いま動いたほうがいい人を挙げます。
- 契約中で、返金の案内がまだ届いていない人
- 暗号資産の購入を勧められ、実際に取引した人
- 出金を止められた経験がある人
やめたほうがいいのは、次のような人です。
- 社名を名乗る新規勧誘の電話に応じようとしている人
- 登録番号があるだけで安心してしまう人
- 「確実に高配当」という説明に乗りかけている人
投資顧問と契約する前に確認したい5項目
- 金融庁の登録一覧に今も番号があるか
- 交付書面の助言者の名前と、電話してくる担当が一致するか
- 登録の範囲にない暗号資産やFXを勧めてこないか
- 画面共有で口座の入力を指図されていないか
- 解約の期限と返金の計算方法が書面にあるか
株的中.comは1,000件を超える投資顧問・株情報サイトを検証し、読者からのべ39,000件以上の口コミが寄せられています。その中から見た所感です。
私が見たのは、処分文の「ウ」の項目と、公式サイトの交付書面の2枚です。片方は代表が分析をしていないと認定し、もう片方は分析者を代表の名前で書いています。
登録番号は本物でした。ただ、番号の持ち主が助言をしていなかった。読者が確かめられるのは番号までで、その先は検査でしか分かりませんでした。
だから次に見るのは番号ではなく、書面の助言者名と、実際の担当者が一致しているかです。これが現時点の答えです。
ここで使った5項目は、登録のある投資顧問にもそのまま使えます。
物差しを1つ持てば、次に電話が来ても書面の助言者名を聞くだけで判断できます。
処分を知って避けるだけでは、資産は増えません。
管理人が実際に使っている銘柄と売り時をAIが示す手法は、コロンブスの卵の公式LINEで細かいところまで公開しています。
誰が銘柄を選んでいるのかを出しているかどうか、この記事の5項目で比べてみてください。
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株的中.comは1,000件超の投資顧問・株情報サイトを検証/読者からの口コミのべ39,000件以上
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行政処分を受けた投資顧問の検証はほかにもあります。アテル投資顧問とヤマワケエステート、登録番号を調べた園原夫婦株式会社の記事もあわせてどうぞ。
出典(いずれも2026年9月4日確認)
- 関東財務局「株式会社バディキャピタルに対する行政処分について」令和8年4月17日
- 証券取引等監視委員会「株式会社バディキャピタルに対する検査結果に基づく勧告について」令和8年4月17日
- 金融庁「株式会社バディキャピタルに対する行政処分について」令和8年4月17日/金融庁公式X 同日の投稿
- 金融庁「金融商品取引業者登録一覧」2026年1月末版(登録番号・登録日)および2026年7月末版(掲載なし)
- 国税庁法人番号公表サイト(法人番号6011001137238)
- バディキャピタル公式サイト トップページ・会社概要・「【重要なお知らせ】追加修正版」・「【返金に関するお知らせ】」
- バディキャピタル公式サイト「返金精算の計算例」PDF・「契約締結前交付書面」2025年7月4日版
- Yahoo!知恵袋「投資顧問について」2025年12月7日の質問
- 消費者庁 消費者ホットライン188/金融庁 金融サービス利用者相談室/証券・金融商品あっせん相談センター





