Quickコーポレートアラートは決算発表時も役立つツールなのか？

QUICKコーポレートアラートは優良投資ツールなのか悪徳投資ツールなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、情報が不足しているようです。早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。

QUICKコーポレートアラートの公式サイトには「ストップ高や新高値等、株価の節目への接近情報や、株価の急騰急落・逆行高といった動意銘柄情報、決算発表・業績修正等の適時開示情報を見つけ次第、ポジティブ・ネガティブ度数と一緒にお知らせします」と記載があります。

運営する「株式会社QUICK」は、言わずと知れた日経新聞社系列の日本を代表する金融情報ベンダーです。そこが提供する「個人投資家必携のツール」という事ですから、流石に悪質・悪徳という可能性は皆無です。よって、今回は利用価値があるのかどうかという目線で検証を進めていきます。

QUICKコーポレートアラートの主な機能と特徴は以下の通りです。

◆コーポレートアラート
・簡単な登録もしくは日経IDにて利用登録が可能
・利用端末はiPhone・アンドロイド・PC。
・一般的なアラートサービスとは違い、ターゲット価格等の設定は一切不要。全自動で分析してお知らせ。ユーザーは、当日の相場観に合わせアラートを組み合わせるだけ。
・主要なテクニカル分析指標で通知、ユーザーの投資スタイルにあったアラートを通知
・個人投資家の皆様によく利用されている分析指標を一通り押さえているため、ユーザーの投資スタイルに合わせてすぐに活用できる。
・保有銘柄など、ユーザーの欲しい情報だけ に絞って通知するカスタマイズも可能。お気に入り銘柄を登録するだけで、決算発表や業績修正もリアルタイムにお知らせ。
・パワフルなフィルタ機能で情報をキャッチ
・Web・アプリでそれぞれ2つ、最大で４パターンのフィルタの設定が可能です。自宅用と出先用で分けることで、ユーザーの投資スタイルに合わせた利用ができる。
・料金：月額/1,980円

その他、公式サイトには、ストップ高銘柄や特別気配銘柄（仕手株など）の検知状況がピックアップして紹介されています。

まぁ市場の大きな動きや個別銘柄の動意に反応するのがアラート機能の良いところですから、成功事例には事欠かないでしょう。ただ、問題は常に成功するわけではないし、アラートにいちいち反応していれば勝てるわけではないという事。

アラートが届いても、それを「 どう活用するかは結局自分次第」という事を忘れてはなりません。

具体的な活用方法などは「有名投資家・夕凪氏に聞くコーポレートアラートの活用術」を参照してみて下さい。アラート機能については他社でもよく見かけますから、自分のスタイルに合うのかどうかを各々よく比べてから利用検討する事をお勧めします。

その比較検討する中に「コーポレートアラート」を組み込む分には全く問題ないと思います。