iBENKEI（べんけい）の口コミ・評判 投資哲学は意味不明？

iBENKEI（べんけい）は優良投資顧問なのか悪徳投資顧問なのか。ネットの口コミや評判を見る限り、評価はあまり高くないようです。早速、HP等の検証を行っていきたいと思います。

まずiBENKEI（べんけいが如何なる投資顧問なのか確認していくと、『資産を飛躍的に増やしたい方、”ローリスク・ハイリターン”のべんけいにお任せください！』という宣伝文句と米国に本社を置いている事が特徴の投資顧問です。

同社の投資哲学は「ダイナミックバリュー投資」という造語が根幹のようです。ダイナミックバリューとは、「株価は将来からやってくる」、将来の利益もしくはキャシュフローの合計として算出される「価値」＝バリューと実際の株価の差に着目して投資法のようです。

ちょっと意味がよく分かりませんが、おそらく現在の株価と企業の成長性や将来性を考慮した株価の差が大きい銘柄という事でしょうか‥
例としてアマゾンやアップルが挙げられていますが、同社は外株も推奨するのでしょうか。

この段階である程度のリスクを伴うと思います‥
ローリスク・ハイリターンなんてそもそも実現不可能ですけどね‥

iBENKEI（べんけいの主なサービス内容は以下の通りです。

◆[i]BENKEI 年間購読料金: US$249.99
・FCF（フリー・キャッシュ・フロー）表 個別銘柄につきほとんど全て必要なデータを網羅
・マイ・カンパニー 気になる株を登録すると、前日比もしくはY-Dのパフォーマンスが表示されたり、決算速報の発表があるときにはその日時を自動的に知らせてくれる。
・マイ・チャート 自分が投資している株や気になる株のチャートが一覧できる
・Fair Value計算機 瞬時に将来の収益からもとめた正当な価値を”Fair Value”を計算
・Implied Growth Rate (IGR)計算機 内在成長率からみた割安、割高が一発で判明する
・Future Value 計算機 「これこれの成長率が見込めるとしてでは5年後10年後の期待株価はいくらになるのだろう？」という疑問に一瞬で答えを出すとの事。
・投資アイデア 銘柄スクリーニング機能

上記のサービスについてですが、成功投資の7つ道具は『ウォーレン・バフェットでさえ日本語が読めれば会員になりたいと言っていたとのうわさがあるほどの（笑）優れもの』と豪語していますね‥

冗談でも笑えませんし、バフェットに助言できるレベルならば日本でも爆発的に人気を誇っていて有名なはずですよね‥
私自身、全く知りませんでしたし、人気もなさそうですが。

そもそも米国に本社を置くくらいなんですから、英語版もあって然るべきなのでは？と思います。

よく考えたら料金はドル建てですし、外株を推奨するならば外国人向けにもサービスを展開するはずですよね？
でも英語版サイトは無く、あくまで日本人を対象にしているという矛盾‥

どうも同社のやっている事が不可解に感じてしまいますね。

その他、HPには実績がべんけいパフォーマンスとして掲載されています。
しかし、具体的な銘柄等は公開されておらず、イマイチ信憑性に欠けますね。

銘柄選定は日本株、米国株、その他グローバル株から行っており、仕手株などの値動きの良い銘柄ではなく、バフェットの名前が出てきたようにバリューに重きを置いていると推察されます。

年間通してのパフォーマンスは 20～30％前後となっていますが、「10倍株」や「ローリスク・ハイリターン」を謳う割には結構地味な成果ですね。

全体的な評価としては「よく分からないサイト」という結論になってしまいますね。 サイトとしての方向性や助言方針を裏付ける実績も掲載されておらず、信用できるサイトとは言い難いです。

信用できないサイトは当然おススメできませんので、利用は控えるべき と提言させていただきます。