ピンポイントチェッカー　株ＰＯＮ

ピンポイントチェッカー 株ＰＯＮは優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミや評判を見る限り、あまり評価は高くないようです。
早速、ＨＰ等の検証を行っていきたいと思います。

まずピンポイントチェッカー 株ＰＯＮが如何なる株情報サイトなのか確認していくと「元エリート証券マンMr.X協力の元、プロトレーダーが利用しているシステムを一般向けにカスタマイズに成功！今旬銘一発検出！」と記載があります。

どうやら本サイトでは「稼げる銘柄」をピンポイントで見つけ出す株式投資ツールを販売している模様。大手ASPでもランキング上位と評価されている事も分かります。

ただ、大手ASPのランキング上位にはあからさまな詐欺商材もあるので、安易には信用できません。また「稼げる銘柄を検出」と謳われると「100％儲かる」という誤解に繋がりかねないですね。

セールレター内では、こういった過剰な宣伝文句が散見され、 本業界における最低限のルールすら守れてない現状にはマイナスな印象しか抱きません。

そんな本ツールの監修を務め、セールレターで顔出しする広告塔・代表を兼任するのは「山根亜希子」氏です。

・プロフィール
1973年大阪生まれ。京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科卒。
サイエンスライターとして６年間東京勤務。文部省・科学技術庁（現文部科学省）担当科学技術庁の記者クラブのメンバーとして、科学技術関連の記事の執筆などを行う。主な取材内容は、国公立・私立大学などの研究室で行われている先端研究。その後大阪に戻り、失業中にＦＸ取引開始。現在、フリーライターをしながら個人投資家としてＦＸを楽しんでいる。趣味はアロマテラピー・海外旅行。

これだけ見ると「FXの」個人投資家ですよね？
著書を見てもほとんどがFXやら外貨やらですから‥

それが理由なのか分かりませんが、本ツールの開発には山根氏のメンターである「エリート証券マンMr.X」が関与しているのだとか。

何でもこのMr.X氏の銘柄選定方法を数式として表にし、それを元にプログラマーがシステムを開発したとの事。

となると、山根氏の役回りは単なる広告塔って事ですかね？
それでもセールレター内では「私が行っている選択基準で評価された銘柄が出てくる」と主張‥言ってる事が支離滅裂過ぎて理解不能 です。

大体、この「エリート証券マンMr.X」って誰なのですか？実名や素性を公開できない人物が関与している商材ってどうも きな臭いイメージなんですよね‥

主なサービス内容

・極秘投資システム
投資人生10年を凝縮し、過去の統計数字を組み込み莫大な開発費を費やした「極秘投資システム」を無料で期間限定公開しているとの事。

登録を試みましたが「閲覧禁止　アクセスできません」との表示が‥残念ながらサービス期間が終了しているようですね‥

以下有料

◆ピンポイントチェッカー 株ＰＯＮ
山根氏の10年に及ぶ投資人生から身に付けた知識や、技術、そして、数ある情報を元にロジックを考え搭載されたシステムとの事。

以下の内容が実現できると主張されています。

・投資で一番重要になる銘柄選択時間が1日1クリック30秒で完了
・完全無裁量トレードなので、投資初心者でもできる
・難しかった相場の予想から解放される
・投資経験、スキルで結果に差が出ない
・身に付けるのに時間がかからない
・システムが導き出した銘柄を売買するので練習不要
・基本、システム任せになるのでメンタル不要
・難しいチャート分析一切不要

また特典として以下が付与されます。

・株投資のトリセツ
・回数無制限メールサポート30日間
・ピンポイントチェッカー株PON通信
・株PON専用サイト
・ピンポイントチェッカー株PONを利用して良い銘柄と出会うためには
・ピンポイントチェッカー株PONトレードチェックシート

料金：29,800円

その他、ＨＰには実績（仕手株など）として見つけ出す事が可能な銘柄例が記載されています。しかし、2014年の例ですからあまり参考にはなりません。

ここまで全体的にセールレターを確認してきましたが、若干の不信感は拭えない ですね‥
何よりも山根氏は「ＦＸの」個人投資家ですから、株式投資ツールを開発するという設定には無理があります。

だからこそ「エリート証券マンMr.X」という謎の人物を登場させているのでしょうが、同氏についての情報が全く公開されておらずいくら何でも謎過ぎです。
山根氏に株で稼ぐ能力があるなら話は別ですが、当然そんな証明もされていません。

この状況で山根氏の知名度だけを頼りに利用へと踏み切るのは無理があると思います。
ツールの良し悪し以前の問題として信用度が低いです。
利用は控えるべき、と言わざるを得ないですね。

引き続き、「山根亜希子」とピンポイントチェッカー 株ＰＯＮの動向を注視していきたいと思います。