株式会社トラヴィス・コンサルティング

株式会社トラヴィス・コンサルティングは優良投資顧問会社なのか？悪徳投資顧問会社なのか？ネットの口コミ・評判を見る限り、評判は良くないようです。早速、検証をしていきたいと思います。

まず、株式会社トラヴィス・コンサルティングとは如何なる投資顧問会社なのか確認していくと、社用挨拶には『弊社は独創的な企画力と情報力を活かし、投資家の皆様に優良な投資機会と質の高い投資助言サービスを提供してまいります。』との記載があります。

株式会社トラヴィス・コンサルティングは企業としてのサイトはありませんが、検証済みの悪徳サイト「プレミアムストッククラブ（Premium Stock Club）」の運営会社です。検証記事を是非ご覧ください。結果を要約しますと、以下の通り非常に悪いです。

・1日に届くメールの量が異常に多く、内容は広告ばかりで役に立たない。
・HPの実績とは裏腹に勝率は低く、投資家は利益を出していない可能性が高い。
・運営会社は業務停止命令等の行政処分を受けている。

過剰な広告と、質の低い投資助言、挙句の果てに行政処分を受けるとは、「プレミアムストッククラブ（Premium Stock Club）」は三拍子揃った悪徳サイトですね。当然、その運営会社である株式会社トラヴィス・コンサルティングも悪徳企業ということです。

プレミアムストッククラブ（Premium Stock Club）の検証記事を読む

関東財務局のHPによると、株式会社トラヴィス・コンサルティングが行政処分を受けるに至った経緯は以下の通りです。

○無登録業者に名義貸しを行っている状況
　当社は、当社の名義をもって、金融商品取引業の登録を受けていない株式会社アスクバンク（以下「アスク社」という。現商号は株式会社インデックス）及び株式会社イメージ（以下「イメージ社」という。）に投資助言業務を行わせた。
　その結果、アスク社は平成24年８月から同25年６月までの間に少なくとも974名に対し、イメージ社は平成25年３月から同年６月までの間に少なくとも166名に対し、それぞれ投資助言業務を行った。
　当社が行った上記の行為は、自己の名義をもって、他人に金融商品取引業を行わせたものであり、金融商品取引法第36条の３に違反するものと認められる。

↓関東財務局HPの画像↓


今まで、様々な投資顧問会社が行政処分を受けていると思いますが、株式会社トラヴィス・コンサルティングが行政処分を受けた理由は、トップクラスに悪質なものです。

『無登録業者に名義貸し』と書かれていますが、名義を貸すメリットはありませんから、実質的にモグリの業者を運営し積極的に違法ビジネスをしていたのではないでしょうか？
もはや金商登録された投資顧問会社として存在する事さえ赦されない行為です。

違法営業が好きなのですから、金商登録番号を剥奪して金融業界から永遠に追放するのが妥当だと思いますが、処分は以下の通り2ヶ月程度の業務停止等となっています。

（１）業務停止命令
　　金融商品取引業の全ての業務を平成26年２月28日から平成26年４月27日まで停止すること（ただし、顧客との投資顧問契約の解約業務を除く。）。
（２）業務改善命令
　１） 当該名義貸しによる顧客に対し、適切な顧客対応を行う等、投資者保護のために万全の方策をとること。
　２）　本件行為の責任の所在の明確化を図ること。
　３）　自己の名義を貸し、無登録業者に投資助言業務を行わせている状況を直ちに是正するとともに、適切な再発防止策を講じること。
　４）　金融商品取引業務（投資助言業務）を適切に行うための経営管理態勢、業務運営態勢及び法令等遵守態勢を整備すること。
　５）　上記１）から４）について、具体的な改善策を１ヶ月以内に書面で報告すること。

無登録業者による違法営業が好きなのですから、株式会社トラヴィス・コンサルティングは自主的に金商登録番号を返納するのが筋だと思いますが、今でも、全く反省無く「プレミアムストッククラブ（Premium Stock Club）」という悪徳サイトを運営しています。

利用はもちろん、サイトの閲覧もオススメしません。一切関わらないのが最善です。
悪徳サイト運営業者は再犯率が非常高いですから、今後も監視を続けたいと思います。