トンピンとは何者?山田亨氏の逮捕歴と過去のトンピン銘柄一覧
目次
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「自らの資金で相場を作れる」剛腕投資家が、トンピンこと山田亨氏です。
手掛ける銘柄は爆発的に上昇するため、「トンピン銘柄」と呼ばれ注目されています。
結論から言うと、トンピン銘柄は初心者や安定して稼ぎたい人にはおすすめしません。
理由は次の3つです。
- ①本人が相場操縦の罪で有罪判決を受けている(2021年・ニチダイ事件)
- ②急騰のあとに急落しやすく、資金の大半を失ったという報告がある
- ③演出された上昇のため、短期で終わるケースがほとんど
この記事では、トンピン氏の人物像や逮捕歴の詳細、トンピン銘柄の特徴を確認していきます。
トンピン(山田亨)って何者?
「令和の相場師」という異名だけが、先に広まっている印象でした。
400億円超の利益もヘッジファンド出身という経歴も、出てくるのは「とされる」「だそうです」という伝聞の形ばかりです。
まずは、確かめられる部分だけを並べていきます。
❞トンピン氏は、「令和の相場師」の異名を持つ個人投資家です。
個人でありながら、400億円を超える利益を上げたとされる人物です。
SNSでも積極的に発言しているため、投資インフルエンサーとしても知られています。
プロフィール

トンピン氏のおもなプロフィールは、次のとおりです。
- 名前:山田亨(やまだとおる)
- 出身地:大阪
- 投資歴:30年
- 職業:個人投資家
トンピンと名乗り活動しはじめたのは2013年頃です。
その後、トンピン氏が取り上げる銘柄は、次々と大幅に上昇していきました。
それらの銘柄が「トンピン銘柄」と呼ばれるようになりました。
長い投資経験
投資歴30年、元ヘッジファンドマネージャー、香港のファンドでの運用経験。
経歴として並ぶ言葉は、たしかに重いものばかりです。
そのうえで目に留まったのは、元手が父親の残した資産だったという一文でした。
❞トンピン氏には、投資歴30年という長い投資経験があります。
元はヘッジファンドマネージャーだそうです。
中国政府系ファンドで日本株を担当し、香港のファンドでの運用経験もあると言われています。
父親も投資家で、多くの資産を残していました。
トンピン氏は、それを生かして投資を始めたようです。
Xでは、東証のシステムの裏側まで熟知しているような発言もありました。
元ヘッジファンドマネージャーらしく、その知識は確かなものに感じます。
現在はトンピンフィナンシャルCEO?
Xのアカウント名は「トンピンフィナンシャル CEO 山田亨」。
会社名を名乗っている以上、法人があるはずだと思って探しました。
ところがそうした会社は存在しませんでした。
❞トンピン氏は自らのXアカウントを「トンピンフィナンシャル CEO 山田亨」としています。
一見すると、トンピンフィナンシャルという会社があるように見えます。
しかし、そうした会社は調べてみても存在しませんでした。
よって、トンピンフィナンシャルはただのアカウント名です。
素性そのものは、はっきりしている人でした。
名前も出身地も投資歴も公開されていて、そこに不自然さはありません。
引っかかったのは肩書きの作り方のほうで、CEOと名乗る「トンピンフィナンシャル」は会社そのものが見つかりませんでした。
400億円という数字も含め、外から裏を取れる材料はほとんどありません。
ここまでを調べ終えての、正直な印象です。
トンピン銘柄が話題に
ここが、この記事でいちばん知りたかったところです。
「上がる銘柄」ではなく、なぜ上がる形になっているのかを先に確かめます。
銘柄名を数えるより、選ばれ方を見たほうが早いと考えました。
❞
トンピン氏といえばトンピン銘柄。
急騰するのが特徴で、上手くつかめれば大きな利益を獲得できます。
ここでは、トンピン銘柄について詳しく確認していきます。
「海帆」などもあるトンピン銘柄とは?
トンピン銘柄の定義は、「機関投資家に踏み上げさせやすい銘柄」でした。
出発点が業績や事業ではなく、空売りが溜まっているかどうかにあります。
五つの特徴のどこにも会社の中身の話が出てこないのは、少し意外でした。
❞トンピン銘柄とは、おもに機関投資家に踏み上げさせやすい銘柄を指します。
踏み上げとは、空売りの損切りによる株価上昇のことです。
過去には、次のような銘柄がトンピン銘柄と認知されていました。
- 海帆(3133)
- ビューティ花壇(3041)
- ヘリオステクノ(6927)
- 三ッ星(5820)
- アースインフィニティ(7692)
- マツモト(7901)
- トミタ電機(6898)
- 桂川電機(6416)
そんなトンピン銘柄には、以下の5つの特徴があります。
特徴①:信用売残の増加
信用売残とは、信用取引(空売り)でまだ買い戻しがされていない株数の残高のことです。
信用売残が多いほど、踏み上げ時にはたくさんの買い戻しが出ます。
そのため、信用売残が大きいほど急騰の爆発力も増加します。
特徴②:過去の株価の急騰
過去に急騰している傾向にあります。
理由は、機関投資家の空売りを誘い込むためです。
急騰した銘柄は、もとの水準に戻る傾向があります。
その動きを狙って、空売りしてくる機関投資家が存在します。
そうした機関投資家を誘い込むため、一度株価を大きく上昇させると言われています。
例えば、マツモト(7901)は過去に急騰が起こってから再度急騰しました。
「①」で一度急騰したあと、「②」では空売りによって上値が重くなりました。
しかし「③」で再度上昇したため、空売り勢の決済買いが発生して再急騰しています。
特徴③:時価総額が50億円以下
時価総額の低い銘柄が多く、50億円以下のものが多い傾向にあります。
理由は、時価総額が低い銘柄ほど少ない資金で株価を動かせるためです。
時価総額が低い銘柄は、取引量が少ないケースがあります。
そうした銘柄は、大量の注文を入れると株価に大きな影響を与えられます。
よって、トンピン氏ほどの資金力があれば、ある程度操作できます。
逆に時価総額が高い銘柄は、個人投資家レベルではいくらお金があっても動かせません。
トンピン氏が手法的に時価総額の低い銘柄を選んでいるのは、間違いないでしょう。
特徴④:発行済株式数300万株以下
発行済株式数が300万株以下の銘柄が多い傾向にあります。
理由は時価総額と同じで、少ないほうが株価を上げやすいためです。
「発行済株式数が少ない=取引できる株が少ない」ことを意味します。
「浮動株(市場で売買できる株)」を大量保有する難易度が下がります。
その結果、売買タイミングの操作で株価を意図的に上下させやすくなります。
特徴⑤:チャートパターン
「急騰→三角持ち合い→再急騰」のチャートパターンで上昇する銘柄が多いです。
例えば、トンピン銘柄のひとつ「アースインフィニティ(7692)」は以下のように上昇しました。
上記のパターンになるのは、トンピン氏の手法が踏み上げ狙いだからではないでしょうか。
整理すると、次の流れが起きていると想像できます。
- 急騰させて空売り勢を誘いこむ
- 空売り勢の売りとトンピン氏の買いが拮抗して三角持ち合いになる
- トンピン氏の買いが勝ち、空売り勢の損切りで踏み上げが発生する
過去に株価操縦で逮捕・有罪判決
ここは噂ではなく、判決が出ている話です。
2021年3月、ニチダイ事件で相場操縦の罪に問われ有罪判決を受けています。
何をしたのかを、順番どおりに追っていきます。
❞トンピン氏は2021年3月、「ニチダイ事件」で相場操縦の疑いをかけられ、有罪判決を受けています。
問題視されたのは、買い煽りや大量売買で株の価格を自由にしていたことです。
その結果、告発されて有罪判決を受けたのです。
ニチダイ(6467)は、京都府京田辺市の金型メーカーです。
2018年1月頃の株価は、600円程度で推移していました。
それがトンピン氏のX(当時はTwitter)の以下の発言により、1ヵ月ほどで4,000円近くまで急騰しました。
その後の2018年3月9日午後、トンピン氏は売り注文を大量に出しました。
ニチダイの株価を3035円に安定させるため、上値を抑える操作を行ったのです。
このような株価操縦をするおもな目的は、「信用取引コストの維持」です。
信用取引には、委託保証金という担保金が必要です。
株価が一定水準を超えると、委託保証金の引き上げ措置が取られるケースがあります。
そうなると追加資金が必要になり、取引のコストやリスクが増加します。
株価を基準以下に抑えることで、保証金の引き上げを回避しようとしたと考えられます。
今回の場合ですと、3050円および3820円以下です。
結果、トンピン氏は金融商品取引法違反(相場操縦)の罪に問われました。
大阪地裁の判決は、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金500万円、追徴金約1億8,650万円でした。
最新のトンピン銘柄
最新のトンピン銘柄は、探せば分かる状態でした。
Xでフォローしているアカウントが、高確率でトンピン銘柄だとされています。
ただし、いま実際に取引しているかどうかまでは分かりません。
❞最新のトンピン銘柄とされるのは、次の2銘柄です。
- 海帆(3133)
- エスポア(3260)
海帆は、かつてのトンピン銘柄として有名です。
株の街である兜町の関係者が「650円付近は狙って良さそうだ」と発言し、注目が集まっています。
エスポアは、代表や役員がトンピン氏とSNS上で度々口論している銘柄です。
その経緯もあり、注目が集まっています。
上記のほかに、SNSで最新のトンピン銘柄を見つける手もあります。
トンピン氏がXでフォローしているアカウントは、高確率でトンピン銘柄と言ってよいです。
2024年11月現時点だと、次の4銘柄をフォローしています。
- エスポア(3260)
- TWOSTONE&Sons(7352)
- 海帆(3133)
- ビューティカダンホールディングス(3041)
ただし、現時点で取引中かは不明です。
「トンピン氏が注目している銘柄」くらいに思っておくのが無難でしょう。
また、Xよりもインスタで銘柄について言及する傾向があります。
直接ではなく、その銘柄に関連する写真などを載せて匂わせる形です。
例えば三ツ星(5820)だと、「星飛雄馬・星野仙一・星野源」の写真をアップしていました。
インスタの投稿は、はっきり分かるものとそうでないものがあるそうです。
参考にするなら、はっきりと分かるものだけを採用するのがおすすめです。
トンピン銘柄の条件を並べてみて、共通点がはっきりしました。
信用売残、時価総額50億円以下、発行済株式数300万株以下。
どれも会社の良し悪しではなく、株価を動かしやすいかどうかの条件です。
そしてニチダイ事件では、買い煽りや大量売買が問題視され、有罪判決が出ています。
上がる理由が業績ではなく需給のつくり方のほうにある、というのが調べ終えての答えです。
上がる理由が特定の個人の売買にあるなら、その人の手が離れた時点で理由も消えます。
残るのは「いつ降りるかを自分で決められるか」だけです。
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トンピンの評判
評判を読む前に、予想を先に書いておきます。
これだけ値動きが激しければ、評価は真っ二つに割れているはずだと思っていました。
実際はどうだったのかを、良い口コミと悪い口コミの順に見ていきます。
❞トンピン氏がどのような評価を得ているのかは、気になるところです。
そこで、トンピン氏の評判の調査結果をお伝えしていきます。
良い口コミ
好意的な声で目立ったのは、「上がる」という話ではありませんでした。
「操作しているのだから上がるのは当たり前」「あとは逃げるタイミングを間違えなければ良い」。
称賛の中身が、すでに撤退の話になっているのが印象的でした。
❞良い口コミには、以下のようなものがありました。
- トンピン銘柄は本当に上昇する
- 確かにリスキーだがついて行ければ勝てる
- 個人投資家に現物取引の大切さをずっと主張していて好感が持てる
多かったのは、「操作しているのだから株価が上がるのは当たり前」という意見です。
「あとは逃げるタイミングを間違えなければ良いだけ」という声も目立ちました。
トンピン銘柄で、資金が1年で5倍くらいになったと報告している人もいました。
悪い口コミ
悪い口コミも、腕前を疑う声ではありませんでした。
「バクチと一緒」「末路が悲惨」「持ってたらハラハラする」。
批判が集まっていたのは、上がるかどうかではなく終わり方のほうです。
❞悪い口コミには、次のようなものがありました。
- はっきり言ってバクチと一緒。運が良ければ儲かるしそうでなければ資金を溶かす
- トンピン銘柄は末路が悲惨。あれを見たら触る気にはならない
- 持ってたらハラハラしてしょうがない
逃げるタイミングを間違えると、あっという間にお金を失います。
そのため、万人にはおすすめできないという声が多かったです。
意見は賛否両論
評判は、賛否両論という印象です。
トンピン銘柄は実際に上昇しており、上手く取引して大きな利益を手にした人も多数いるようでした。
そうした人たちにとって、トンピン氏の発言や売買はお金を生み出してくれる源泉です。
だからこそ、高く支持されています。
しかし、トンピン銘柄は短期間に激しい値動きをするのが特徴です。
急落に巻き込まれて、大損をしやすいのです。
例えば「アースインフィニティ(7692)」は、上昇したあと以下のように急落しています。
こうした銘柄は、直前に大きく上昇しています。
そのため、さらなる上昇を期待して買ってしまう人も多いでしょう。
しかし、もともと演出された上昇です。
その上昇は短期で終わるケースがほとんどで、しかも急落で終わるケースが多いのです。
実際に、急落によって資金の大半を失ったという報告もいくつかあります。
過去には、トンピン氏へ脅迫が届く事態に発展したこともありました。
以上のことから、熱心に支持する人がいる一方で、悪い口コミも多くあります。
評判は、人によって大きく違います。
賛否が割れている、という言い方は少し違うと感じました。
良い口コミも悪い口コミも、上がること自体は否定していません。
分かれているのは逃げ切れたかどうかの一点です。
そして急落で資金の大半を失ったという報告も、いくつか出ていました。
同じ銘柄で勝った人と溶かした人が同時に生まれている、というのが評判の正体だと思います。
トンピンは今もXやインスタで情報発信
情報を閉ざしているタイプの人ではありません。
発言はXとインスタですべて見られる状態です。
だからこそ、最後に残る問いは「見られるかどうか」ではないと思っています。
❞現在のトンピン氏は、Xやインスタで積極的に情報発信しています。
最近だと、Xで以下のような投稿をしていました。
東証の取引時間延長に関しての発言です。
前よりも「終値一文安(約定価格を安くするための相場操縦行為)」がやり易くなったと発言していました。
このように、トンピン氏の発言はSNSですべて見られます。
トンピン銘柄も、調べればわりと労せずに特定できます。
では、トンピン氏の情報を活用すべきなのでしょうか。
初心者や安定して稼ぎたい人にはおすすめしません。
調査結果を整理すると、次のとおりです。
| トンピン氏とは | 「令和の相場師」と呼ばれる個人投資家。400億円超の利益を上げたとされる |
| トンピン銘柄の正体 | 機関投資家に踏み上げさせやすい銘柄。「急騰→三角持ち合い→再急騰」が典型 |
| 逮捕・有罪判決 | ニチダイ事件で相場操縦の罪に問われ有罪(懲役1年6月・執行猶予3年など) |
| 評判 | 賛否両論。「ついて行ければ勝てる」と「バクチと一緒」に分かれる |
| 向いている人 | 資金を溶かす覚悟で大きな利益を狙える人のみ。初心者には不向き |
ハイリスクハイリターンの取引となり、リスクを背負ってでも短期間でお金を増やしたい人向けです。
「資金を溶かす覚悟で、大きな利益を狙いにいける」。
そうした覚悟のある人以外は、手出し無用です。
調べ終えて分かったのは、足りないのが情報ではないということでした。
発言はSNSで全部見られますし、銘柄も労せず特定できます。
それでも初心者に向かないのは、買う理由が値動きの演出側にあるからだと思います。
上がる場面は誰でも見えるのに、降りる場面だけは自分で決めるしかありません。
そこを引き受けられる人以外は、手を出さないのが無難だと思います。
覚悟のいる勝負には乗らない——この記事の結論は、そこに落ち着きました。
そのうえで「では何を判断の軸にすればいいのか」を探しているなら、管理人が参考にしているサイトも置いておきます。
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