トレーダーズブレインマーケット 20件のレビュー(1.47/5)

トレーダーズブレインマーケット

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■最新追記(2018/03/28 追加検証済み)
トレーダーズブレインマーケット」とその運営会社「株式会社AMオンライン」が社名及びサイト名変更を行う事が分かりました。

悪徳サイトと運営会社としての悪評が定着してしまった為の偽装工作と思われます。「トレーダーズブレインマーケット」と「常勝トレンド.COM」という悪徳サイトを運営していた「株式会社AMオンライン」に関東財務局から1ヶ月の業務停止という行政処分が下ったのが2016年12月13日。

その後、「常勝トレンド.COM」は閉鎖され、「トレーダーズブレインマーケット」が残ったのですが、短期間に悪評が定着したことが分かりますね。「トレーダーズブレインマーケット」のサイトによると変更点は以下の通りです。

・旧会社名:株式会社AMオンライン

・新会社名:株式会社PLUSSO(プラッソ)

※会社名変更適用日は2018年3月16日(金)予定。

・旧サイト名:トレーダーズ・ブレイン・マーケット(TBM)

・新サイト名:V.I.P投資顧問

※新サイト名変更は3月31日~4月1日にリニューアルを行い、4月2日の営業開始日から適用予定です。

悪評が定着するのを嫌うのであれば、名前を変えるのではなく心を入れ替えて善良なサイト運営を心掛ければ良いだけの事。最近悪徳サイトのサイト名変更が流行していますが浅はかですね‥

当サイトでは「V.I.P投資顧問」および「株式会社PLUSSO」の今後の動向に注目し、新サイトがオープンした後に検証を行いたいと思います。

※以下、トレーダーズブレインマーケットに関する2度の追記記事と、行政処分を受ける前の検証記事になります。合わせてご参照ください。

■追記(2018/01/15 追加検証済み)
2016年末に行政処分を受け、僅か1ヶ月の業務停止を経て営業を再開したトレーダーズブレインマーケット。口コミ・評判の捏造、断定的判断の提供、誤認勧誘などの悪事が暴かれたにも拘わらず、今ではまるで何事もなかったかのように活動を行っているので現況を検証していきましょう‥

まず、毎日毎日狂ったように勧誘メルマガを送ってきます。
1日に平均すると5~6通くらいです‥

またその内容も「即急騰」「即利確」「株価10倍以上の大化け期待」などの誇大広告ばかり‥
まともな投資顧問会社はこんなバカ丸出しの文言は使いませんので。

証券会社でこれらの文言を使ったら完全に「誤認勧誘」として証券事故になります。
「証券事故」を起こすと、金融業界での転職が難しくなるくらい重い法令違反です。

特に気になったのが以下のメルマガ。
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「スポット契約プラン」なるもので公開されている銘柄情報について、爆謄材料が「嘘ではない、真実だけしか申しあげておりません」、目標株価6倍増について「これも本当です」との文言が‥

メルマガ作成者からすれば、ギリギリの文言を使いギリギリの表現をしているつもりなのかもしれませんが、私からすれば完全にアウトです。どう考えたって「断定的判断の提供」ですよね‥

関東財務局より業務停止・業務改善命令を受けても全く反省している様子が伺えないし、相変わらず詐欺まがいの営業手法である事が判明しました。

続けて「2017年以降のHP掲載の実績」を確認していきます。
1月下旬に計6銘柄を推奨していますが、全体的に大した成果は得られておらず、トータルではマイナスの可能性が高いです。

比較的相場が安定していた時期に結果が出せないようでは話になりません。
さらに、深く考えず適当に選定しているとしか思えない銘柄も見受けられる始末‥

例えば、若築建設(1888)
HPによると、1/31推奨時株価152円 3/2最高値154円 4/17最安値135円(-11%)との事。

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一言で言えば、推奨している意味が全く分かりません。 テクニカル的にはデッドクロスを形成、出来高も長い期間少ないまま、需給面の優位性なし‥

また東証一部銘柄とはいえ、建設関連且つ低位株なのであまり動く銘柄ではないのです。材料が発生すればともかくですが、材料も皆無。

基本的に建設株は景気向上傾向にある時に上がりやすく、設備投資や公共事業、インフラ整備などが意識されたアベノミクス相場初期に買われていたセクター。

それを今更推奨するなんて、全く持って理解不能。当然結果はロスカットで10%以上の損失。

推奨している意図・根拠がなくてはプロ失格です。まぁ元々行政処分により「失格」の烙印は押されていますけどね‥

ここまで営業再開後の動向を検証してきましたが、以前の運営体制と何等変わりはなく、悪徳は悪徳のままでした。「とにかく絶対に関わらない事」、これだけ肝に銘じて頂ければと‥

■追記(2016/12/19 追加検証済み)
「やっぱりか‥」という印象ではありますが‥
2016年12月13日、ついに「トレーダーズブレインマーケット」と「常勝トレンド.COM」などの悪徳投資顧問サイトを束ねている「株式会社AMオンライン」に関東財務局から行政処分が下りました。

まぁ検証済みサイトの中でも折り紙付きの悪徳ぶりでしたから、当然といえば当然の天罰です‥

↓実際の勧告内容画像↓
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上記が関東財務局HP発表の法令違反の数々です。
具体的に説明していくと、

①金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為及び顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為

上記を要約すると、顧客勧誘の際に「仕手筋に関する情報」を謳っていながら、「実際に当該情報を事前に入手した事実は認められなかった」との事。勧誘の際に嘘(虚偽の内容を告げて)をついて契約を誘引したという事ですから、これって単なる詐欺です。

また見込顧客へ配信したメールマガジンでは、「目標株価2倍は確定済み」という不確実にも関わらず「必ず儲かる」という誤解を招く文言を多数使用していたようです。

これは「断定的判断の提供」として処分されて当然です。
こんな初歩的な事すら知らないなんて、やっぱり素人集団 ですね。

②著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為

上記についてはあの最強の悪徳投資顧問「株マイスター」と同罪ですね。

複数の比較系サイトにて「人気の投資顧問ベスト3」、「優良投資顧問ランキング第5位」等と紹介されていましたが、株式会社AMオンラインと広告会社との契約により同社が「必ず上位にランキングされる仕組み」となっており、口コミ等による評価ではないとの事。

本来、これらの比較系サイトは客観的に良し悪しを判断する事で「利用者を守る」立場でなければなりません。それが安易にお金で買収されて 、「悪徳」を「優良」や「人気」と表現し 詐欺に加担している事に、私自身憤りを感じてしまいます。

これは本当に許されざる行為であり、
以下の詐欺比較サイトに対しても厳罰が下る事を切に願っています。

~悪徳投資顧問と共謀する比較系サイト一覧~
・急騰カブ情報局
・投資顧問比較ナビ
・ゼロからの株式投資
・投資顧問クチコミ比較所
・優良投資顧問ランキングネット
・仕手株ツウ御用達!!銘柄選びガイド
・投資顧問口コミ比較ラボ(旧:投資顧問ランキング)

そして、肝心の処分内容が以下になります。

業務停止命令
新たな投資顧問契約に係る勧誘・契約締結を平成28年12月13日から平成29年1月12日まで停止。

業務改善命令
・不適切な広告の掲載を直ちに停止すること。
・本件の発生原因を分析し、適切な業務運営態勢及び内部管理態勢の構築を含む再発防止策を策定・実施する。など

正直、これだけでは全然甘いと思います‥
これだけの悪事や詐欺が明らかになっていれば、金商を剥奪して当然 ですよ。「株マイスター」の時の処分内容といい、証券取引等監視委員会(SESC)・関東財務局の対応には疑問が残りますね‥

それにしても今回の処分内容や処分された時期は「株マイスター」のケースとほとんど同じですね‥もしかして同系列? 仮にそうだとしても何の驚きもありませんが。

「常勝トレンド.COM」は既に逃げるように閉鎖していますが、「トレーダーズブレインマーケット」に関しては年明けから営業を再開してしまいます。

たった1ヶ月で業務内容が改善されるはずありませんし、今後も引き続き詐欺行為を働くという前提で動向を注視していく必要がありそうです。

最後に、ここ最近投資顧問業界の「質」が疑われ兼ねない「行政処分」の数々が見受けられますが、私が声を大にして言いたいがあります。

それは世の中には悪徳投資顧問が多数存在しているものの、同時に顧客のために真面目に働く「真の優良投資顧問」もある、という事。真面目に働く彼他の邪魔をする事態でもありますから、彼らのためにも1日も早く悪徳投資顧問が一掃される事を願っています。

※以下、トレーダーズブレインマーケットが行政処分を受ける前の検証記事になります。

■検証記事
トレーダーズブレインマーケットは優良投資顧問なのか悪徳投資顧問なのか。ネットの口コミや評判を見る限り、極端に良い評価もあれば悪評も多いといった印象です。「悪徳」な可能性もあるので早速、会員登録しHP等を検証していきたいと思います。

まずトレーダーズブレインマーケットとは如何なる会社なのか、HPに以下の記述がありました。

『お客様に有益な情報をご提供させて頂くために、営業活動よりも、ご提供させて頂く情報の制度に重きを置く」「独自の人脈から得る情報、各企業への独自の調査・取材等、情報のシャワーの中から厳選・選別した情報に対して徹底的に分析を加え、私達はお客様に高付加価値の情報を誠実にご提供』

これら以外にも代表挨拶のメールには「推奨させて頂く銘柄に関しましては、エントリー価格帯、目標価格、ロスカット価格を明示し、その時その時の相場状態に合わせて、お客様に逐一助言を行なっていく事をモットー」など、一般的な投資顧問などがよく言いそうな事が述べられています。

金商もありますし、HPやメルマガを細かく確認したところ特に不審に感じる点が少なかったです。
しかし問題は投資顧問会社としての実力なので、実績や無料銘柄を分析していきます。

まずHP掲載の実績を確認すると、仕手株だけでなく東証一部の大型株などもあるようです。 正直な印象として、特段不審に思う銘柄はないのですが、やはり実力不足を露呈している銘柄もありました。

それはシャープ(6753)です。
HPによると2/5に155円で推奨、同2/5に高値186円で利益確定との事。シャープは2/4の時点で「鴻海傘下で再建方針決定」と報じられ株価は大きく上昇し、値動きもよくなっていたので日計り(デイトレ)には適しているのですが、私が問題視しているのは推奨価格が始値の155円であることです。

↓実際の実績画像↓
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2/4の終値は160円であり終値より下の価格で翌日始まる場合は、デイトレの世界では様子見→前日の終値160円を超えてからエントリーが常識。2/4は上ヒゲなので尚更警戒してエントリーすべきです。

これができていないという事はプロが指南しているとは考えられず、所詮素人レベルなのかと思わざるを得ません。このやり方だと、利用者の方々は頻繁にロスカットしている事が容易に想像できます。レベルで言えば、新人証券マンの少し下くらいでしょうか‥

続けて無料銘柄なのですが、非常に無難な内容が多く大きく外れる事もなければ大きく当たる事もないレベルでしたので、参考になりませんでした。

以上、トレーダーズブレインマーケットについての検証結果をまとめると、
不審な点は少ないが肝心の実力は所詮素人レベルの投資顧問と認定させていただきます。

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