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常勝トレンド.COM

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■追記①【12/19/追加検証済み)

「やっぱりか‥」という印象ではありますが‥
2016年12月13日、ついに「トレーダーズブレインマーケット」と「常勝トレンド.COM 」などの悪徳株情報サイトを束ねている「株式会社AMオンライン」に関東財務局から行政処分 が下りました。

まぁ検証済みサイトの中でも 折り紙付きの悪徳ぶりでしたから、当然といえば当然の天罰です‥

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上記が関東財務局HP発表の法令違反の数々です。
具体的に説明していくと、
① 金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為 及び顧客に対し、 不確実な事項について断定的判断を提供し、金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為

上記を要約すると、顧客勧誘の際に「仕手筋に関する情報」を謳っていながら、「実際に当該情報を事前に入手した事実は認められなかった」との事。

勧誘の際に(虚偽の内容を告げて)をついて契約を誘引したという事ですから、これって 単なる詐欺です。

また見込顧客へ配信したメールマガジンでは、「目標株価2倍は確定済み」という不確実にも関わらず「必ず儲かる」という誤解を招く文言を多数使用していたようです。

これは「断定的判断の提供 」として処分されて当然です。
こんな初歩的な事すら知らないなんて、やっぱり素人集団 ですね。

著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為

上記についてはあの最強の悪徳投資顧問「株マイスター」と同罪ですね。

複数の比較系サイトにて「人気の投資顧問ベスト3」、「優良投資顧問ランキング第5位」等と紹介されていましたが、株式会社AMオンラインと広告会社との契約により同社が「必ず上位にランキングされる仕組み 」となっており、口コミ等による評価ではないとの事。

本来、これらの比較系サイトは客観的に良し悪しを判断する事で「利用者を守る」立場でなければなりません。
それが安易にお金で買収されて 、「悪徳」を「優良」や「人気」と表現し 詐欺に加担している事に、私自身憤りを感じてしまいます。

これは本当に許されざる行為であり、以下の詐欺比較サイトに対しても厳罰が下る事を切に願っています。

悪徳投資顧問と共謀する比較系サイト一覧
・急騰カブ情報局
・投資顧問比較ナビ
・ゼロからの株式投資
・投資顧問クチコミ比較所
・優良投資顧問ランキングネット
・仕手株ツウ御用達!!銘柄選びガイド
・投資顧問口コミ比較ラボ(旧:投資顧問ランキング)

そして、肝心の処分内容が以下になります。
(1) 業務停止命令
新たな投資顧問契約に係る勧誘・契約締結を平成28年12月13日から平成29年1月12日まで停止すること。

(2) 業務改善命令
・不適切な広告の掲載を直ちに停止すること。
・本件の発生原因を分析し、適切な業務運営態勢及び内部管理態勢の構築を含む再発防止策を策定・実施すること。
など

正直、これだけでは全然甘いと思います‥
これだけの悪事や詐欺が明らかになっていれば、金商を剥奪して当然 ですよ。

株マイスター」の時の処分内容といい、証券取引等監視委員会(SESC)・関東財務局の対応には疑問が残りますね‥

それにしても今回の処分内容や処分された時期は「株マイスター」のケースとほとんど同じですね‥もしかして 同系列?
仮にそうだとしても何の驚きもありませんが。

「常勝トレンド.COM」は既に逃げるように閉鎖していますが、「トレーダーズブレインマーケット」に関しては年明けから営業を再開してしまいます。

たった1ヶ月で業務内容が改善されるはずありませんし、今後も 引き続き詐欺行為を働くという前提で動向を注視していく必要がありそうです。

最後に、ここ最近投資顧問業界の「質」が疑われ兼ねない「行政処分」の数々が見受けられますが、私が声を大にして言いたいがあります。

それは世の中には悪徳投資顧問が多数存在しているものの、同時に 顧客のために真面目に働く「真の優良投資顧問」もある、という事。

彼らのためにも1日も早く悪徳投資顧問が一掃される事を願っています。

※以下、常勝トレンド.COMの以前の検証記事になります。

常勝トレンド.COM 優良投資顧問なのか悪徳株情報サイトを運営しているだけなのか。ネットの口コミ評判を見る限り、どちらかと言えば悪評が多い 印象でした。
早速、会員登録しHP等の検証をしていきたいと思います。

まず常勝トレンド.COMが如何なる投資顧問なのか確認していくと、HPの題名に「短期銘柄専門情報サイト」とのキャッチフレーズがあり、「短期急騰銘柄のみを徹底追及!弊社のプロが徹底分析致します。」との事。短期銘柄が多いという事は値動きの良い仕手株などが対象になってくるのでしょうかね。

その他HP上で確認できるコンテンツとしては「旬の話と気になる銘柄」「相場の小話」というコラムのようなものがありますが、前者は有料プランのプロモーション、後者は昨年の7月以来更新されていないなど、若干の手抜きなのかなと感じました。

その他、HP上で不審点は確認できませんでしたので、実績や無料提供銘柄の分析に入っていきたいと思います。

まずは実績からなのですが、提供銘柄の傾向としては仕手株中心かと思いきや、富士通など東証一部銘柄も確認できました。提供後の高値を見るとおそらく10%上昇で勝ちという判断基準だと推察されます。

そこまで違和感を感じなかったのですが、全体的に値動きの激しい時や、大きな相場変動があった際に急いで乗っかっている感が否めず、利用者は実際に売買して利益を得られているのかは疑問です。

例えば、オープンドア (3926)などは利益を得られているのか疑わしいです。HPによると5/13始値5750円で推奨、週末を挟んで翌営業日5/16高値6340円との事。またこの2営業日は共に上にも下にも長いヒゲ をつけているので、それだけボラティリティがあった事になります。
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つまり、HPにはただ始値とその後の高値を記載しているだけであり、利用者によっては むしろ損している人もいるはずなのです。

またオープンドアは5/12に決算発表で今期経常増益を発表しており、5/13は上昇して始まる事が明白だったので、そこに乗っかり利益を狙うというのは若干安易な感じもしますよね。

成功例としてHPに記載している銘柄ですら勝ち負けが怪しいので、実際のところのリアルな勝率は決して高くないのでしょうね。

続けて、無料提供銘柄を確認していくと、こちらでも実績同様に大きな相場変動があった時に銘柄推奨している傾向が読み取れます。まず5月のテーマ株として内需の大型株JR東日本(9020)、NTT(9432)、三井不動産(8801)との事。
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いずれも言わずとしれた会社で短期的に急上昇するタイプではありません。これに関しては、個別でどうこうよりも推奨日が5/2というのがポイントでしょう。ご存知の通り、日銀が期待外れで日経平均が大幅下落した日です。

大きく下がったところを東証一部銘柄で押し目買いという、中々渋い事をやっていますが、これは一般投資家(アマチュア)でも十分に考えられる内容のため評価に値しないでしょう。

以上、常勝トレンド.COMについての検証結果をまとめると、銘柄選定方法が安易で一般投資家(アマチュア)と変わらず、勝率は決して高いとは考えられないので、お金を払ってまで利用する価値はない でしょう。

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